楽天オコエ プレーで震災復興支援を「想像していた以上…」

[ 2016年1月22日 05:30 ]

慰霊碑に手を合わせるオコエ(手前)ら楽天の新人選手たち

 楽天の新人選手らが21日、東日本大震災の津波で700人を超える市民が命を落とした宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区を訪問。津波の高さを示す8・4メートルの慰霊碑に手を合わせて犠牲者を悼み、被害状況や復興への道のりなどの説明を受けた。

 震災当時、中学1年だったドラフト1位・オコエ(関東第一)は「東京でも強い揺れでびっくりした。想像していた以上にひどかったのだなと思った」と神妙な面持ち。「自分にできることはプレーで元気づけること。元気づけて復興を支援したい」と語った。

 解体工事が進む旧閖上中では14人の生徒が亡くなった。案内役を務めた八森伸教頭から、13年の楽天の日本一で被災者が励まされたことを聞くと、同2位・吉持(大商大)は「野球で勇気づけられるよう頑張っていきたい」と力を込めた。

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2016年1月22日のニュース