プロ8球団が創価大・田中を視察「上原以来」「松坂、ダル、岩隈級」

[ 2016年1月10日 05:30 ]

創価大・岸監督(背中)にあいさつする(左から)ロッテ・永野チーフスカウト、西武・竹下スカウト、DeNA・武居スカウト、オリックス・牧田スカウト、ソフトバンク・山本スカウト、巨人・吉武スカウト、巨人・山下スカウト部長
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 パ・リーグ全球団と巨人、DeNAの計8球団10人のスカウトが、田中に熱視線を送った。

 巨人と日本ハムはスカウト2人態勢で訪れ、巨人の山下哲治スカウト部長は「上原(浩治)以来の大物投手。直球で三振が取れるのは見てて気持ちが良い。160キロが出てもおかしくない」と絶賛。ロッテの永野吉成チーフスカウトは「素材では松坂、ダルビッシュ、岩隈と同じ位置にいる」とうなった。すでに1位指名を公言している楽天の沖原佳典スカウトは「超即戦力。スケールが大きいのは間違いない」と目を細め、ソフトバンクの山本省吾スカウトは「いますぐ先発ローテーションの中心で回れる力がある。可能性の底が見えない」と高く評価した。

 ≪過去ドラフト注目  大学生投手の始動≫

 ★06年大隣憲司(近大―ソフトバンク) 巨人、ソフトバンク、日本ハム、横浜、阪神の5球団8人が視察。

 ★07年大場翔太(東洋大―ソフトバンク―中日) 巨人、ソフトバンク、横浜、オリックスの4球団6人が訪問。

 ★10年沢村拓一(中大―巨人) 中日、ロッテ除く10球団15人が集結。

 ★10年菅野智之(東海大―巨人) セ全球団含む9球団13人が集まる。ドラフトは日本ハムが巨人と競合の末交渉権獲得も、入団拒否。

 ★12年東浜巨(亜大―ソフトバンク) 巨人、阪神、広島、オリックス以外の8球団10人が訪問。

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