雄星“五郎丸級”肉体で15勝&157キロ超へ トレーナー太鼓判

[ 2016年1月10日 05:30 ]

苦もんの表情でスクワットを行う西武・菊池

 西武の菊池が9日、都内のトレーニングジムで自主トレを公開した。4年前から始めた筋トレで下半身はラグビーの国内トップクラスの選手レベルにまで成長。「五郎丸級」の肉体で自己最多となる15勝と自己最速の157キロの更新を目標に掲げた。

 「ダァァー!」。しゃがみ込んだ体勢から、雄叫びを上げながら180キロの重りが装着されたバーベルを持ち上げた。個人トレーナーの清水忍氏は「臀部(でんぶ)を鍛えるヘビーウエートスクワットというトレーニング。あれだけ深く沈み込んで180キロの重量を上げられる選手は(プロ野球では)いないはず。ラグビーのトップクラスの選手なら可能ですが」と説明。昨季は日本人左腕の1軍公式戦最速となる157キロをマークしたが、「15勝した上で自己最速を更新できれば最高」。ラグビー日本代表の五郎丸歩にも匹敵する強じんな下半身で、自己ベストを更新する。(重光 晋太郎)

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月10日のニュース