京大くん卒論離脱前に“補習” 早朝フリー打撃に志願登板

[ 2015年3月4日 05:30 ]

フリー打撃に登板した田中

 ロッテのドラフト2位・田中(京大)が、卒論発表のためチームを離れる前に、早朝フリー打撃に登板した。

 2軍の練習試合前の午前9時半。気温5度のロッテ浦和球場で打者5人に計60球を投げ、スライダーでドラフト7位・脇本(高崎健康福祉大高崎)のバットを折るなど安打性1本に抑えた。練習後に京都に戻った右腕は「久しぶりの割にはいい球が行っていた」とうなずいた。

 2月22日の広島との練習試合(コザしんきん)で2回無失点と好投したが、登板予定だった同26日のオリックスとの練習試合(清武)は悪天候で中止。実戦の間隔が空いてしまうため、志願してマウンドに上がった。

 4日から3日間は卒論漬け。「時間さえあればどこでも走れる。(7日に)いい形で合流できるようにしたい」と異例の「卒論離脱」にも調整に自信をのぞかせた。 

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2015年3月4日のニュース