メジャー通算266勝“火の玉投手”の博物館が閉館へ

[ 2015年2月18日 16:15 ]

 米メディアは16日、アイオワ州バンメーター市にある「ボブ・フェラー博物館」が来館者減少のため、閉館することを伝えた。

 剛速球が武器で“火の玉投手”と呼ばれたボブ・フェラー氏は30年代から50年代にかけてインディアンス一筋で18年間活躍。通算266勝で挙げ、62年に文句なしで米野球殿堂入りを果たした。

 そんな“レジェンド”の故郷で95年にオープンした同博物館だが、ここ数年はフェラー氏の現役時代を知るファンも減り、それに伴い来館者も減少傾向となった。10年に92歳で本人が亡くなった後は、その傾向に拍車がかかり、ついに昨秋、アン・フェラー未亡人を含めた博物館職員は全員一致で閉館を決めたという。

 博物館は今後、バンメーター市に転売され、3月中旬に同市の市役所に生まれ変わる予定とのこと。そこで一部のフェラー氏の記念品は展示され続けるという。

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