広島 キャンプ地で“黒田フィーバー”関連グッズ“消えた”

[ 2015年2月18日 16:25 ]

8年ぶりの背番号「15」のユニホーム姿を披露し、笑顔を見せる広島の黒田

 米大リーグのヤンキースからプロ野球広島に復帰した黒田博樹投手(40)が18日、沖縄県沖縄市のコザしんきんスタジアムで始まった2次キャンプに合流し、早速ブルペン入りするなど、ファンの期待を背負って元気に汗を流した。

 2007年まで在籍した際に慣れ親しんだ背番号「15」を披露し、大勢の観客が熱い視線を送った。広島県福山市から訪れた会社員緒方啓吾さん(53)は「早く実戦で投げるところが見たい。優勝に貢献してほしい」と24年ぶりのリーグ制覇へ向けてエールを送った。

 人気面でもチームをリードしそうだ。関連グッズは販売開始からネットなどで飛ぶように売れたため、球場横にある販売店には黒田商品が全くない状況となっている。また例年以上の観客が予想されることから、球場側は今年から警備員を毎日動員する。

 地元の人々も“黒田効果”に期待を膨らませる。沖縄市観光協会の崎浜秀嗣事務局長(54)は「多くの人に来てもらって、この機会に沖縄市のことも知ってもらえれば」と話した。

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2015年2月18日のニュース