侍ジャパン、３月に欧州選抜と対戦へ　五輪復活アピール

　プロ野球の熊崎勝彦コミッショナーは５日、３月に日本代表が欧州選抜チームとの国際試合を検討していることを明らかにした。２０２０年東京五輪での野球・ソフトボールの復活に向けてのアピールが狙いで、国際野球連盟（ＩＢＡＦ）と連携し、３月上旬に東京ドームで２試合を行う予定。

　欧州選抜は１３年の第３回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）でベスト４に進出したオランダなどを中心に編成される見込み。熊崎コミッショナーは「かつてなかった国際試合になると確信している。グローバル化のなかで日本が何をすべきか、ファンの願望にも沿う」と説明。日本代表の事業を推進するＮＰＢエンタープライズの今村司社長は「野球の世界戦略。もっと世界的に大きなイベントに広げたい」と語った。