松井氏 黒田がライバル「一番心の中では燃えていた」

[ 2015年1月5日 05:30 ]

選手全員にメダルを授与する松井氏
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少年野球「松井秀喜旗」表彰式

(1月4日 石川県能美市)
 松井氏は現役時代のライバル投手の名前を質問され、今季から広島に復帰する同い年の黒田の名前を挙げた。「巨人時代にはカープに黒田がいた。あまり僕は誰がライバルとか思わなかったが、今思うと彼との対決が、一番心の中では燃えていたような気はします」。

 対戦成績は67打数21安打、打率.313。6本塁打をマークし、16三振を喫した。「若い頃から本当に素晴らしく、速いストレートとフォークボールを持っていた」。メジャーでの対戦は実現しなかったが、昨年のキャンプでは臨時コーチと選手という立場で同じピンストライプに袖を通した。「野球に常に真摯(しんし)に向き合う、野球に対する気持ちが素晴らしい」と野球人・黒田の魅力を再確認した。

 松井氏は12年末に米国で現役を引退したが、戦友の黒田は8年ぶりの日本球界復帰を選択。「カープファンの方はおめでとうございます」と話し、活躍を期待した。

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