東海大相模始動 ドラフト候補2人を「浮き彫りにさせないチーム」へ

[ 2015年1月5日 18:23 ]

 今秋ドラフト候補の左腕・小笠原と右腕・吉田擁する東海大相模が5日、神奈川県相模原市内の同校グラウンドで始動した。

 昨秋は神奈川県大会準決勝で平塚学園に敗れたが、門馬敬治監督は「まずは夏の神奈川連覇を目指したい。勝負の年。力がないわけじゃないから、同じ方向を向いて挑戦していきたい」と気合い十分。「全員がいろんな意味でチェンジして、課題にチャレンジしていってほしい」と期待を込めた。

 今年はドラフト候補2人を擁し、昨夏甲子園を経験した野手陣も残る。指揮官は「吉田や小笠原を浮き彫りにさせないチームを作りたい。特に野手。浮き彫りにさせない力は持っているはず。そのためにはまだまだやることはたくさんある」とハッパをかけた。

 一方、小笠原と吉田も元気な姿を見せた。ともに年末年始はそれぞれ実家へ帰省。小笠原は「しっかり体を動かしてきた」と言えば、吉田は「実家でゆっくり体を休められた。お母さんのハンバーグがおいしかった」と思い思い、つかの間のオフを過ごした様子。

 それでもグラウンドに立てば表情は一変。「日本一になる」と口をそろえ、「変化球でカウントをしっかり取る」(小笠原)「直球を磨く。追い求めていきたい」(吉田)と力強く抱負を語っていた。

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2015年1月5日のニュース