ヤンキース ジーター後継者候補を獲得 Dバックスから三角トレードで

[ 2014年12月7日 05:30 ]

ヤンキースがトレードで獲得したグリゴリアス(AP)

 ヤンキースが引退したジーターの後継者候補を獲得した。

 5日(日本時間6日)、三角トレードでダイヤモンドバックスからディディ・グリゴリアス内野手(24)を獲得。ヤ軍はタイガースに先発右腕ショーン・グリーン投手(26)を放出し、タイガースからは2選手がダ軍へ移る。

 グリゴリアスはオランダ・アムステルダム生まれの左打ち遊撃手。今季80試合で打率・226、6本塁打と打撃は向上が必要だが、守備はトップ級の評価を得ている。移籍前から球界関係者は「若い頃のジーターに似ている」と口をそろえていた。13年にはヤンキースタジアム初打席でメジャー初本塁打を放った縁もある。「ジーターの代わりは誰にも務まらない。まだ伸びしろのある選手」とブライアン・キャッシュマンGMは重圧をかけないよう話したが、正遊撃手としての起用が期待される。

 また、ヤ軍は抑え候補として、オリオールズからFAとなった救援左腕アンドルー・ミラー投手(29)も4年総額3600万ドル(約43億2000万円)で獲得。FA市場での出遅れを指摘されていたが、遊撃手と抑えの2ポジションを1日で埋めた。

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2014年12月7日のニュース