川崎、対戦したダル、マー君の評価は「まあまあ」　その理由は…

東日本大震災で被災した福島・飯舘中の仮設校舎で授業を行う川崎

　ブルージェイズからＦＡとなった川崎宗則内野手（３３）が７日、東日本大震災の影響

で福島県飯舘村から避難した中学生が通う福島市内の飯舘中仮校舎を訪問。「恩返し夢教室」と題し、野球教室や授業を行った。

　トークショーでは尊敬するイチロー（ヤンキースからＦＡ）とシーズン中に焼き肉店に食事に行った話を披露。「試合が４試合あれば４日連続で焼き肉を食べに行くけど、肉はタンとハラミしか食べない。本当は後輩が肉を焼かなきゃいけないんだけど、全部イチローさんが焼いてくれるんです。僕は食べるだけ。イチローさんは肉を焼くのも凄くうまいんです」とエピソードを明かした。

　また、対戦して凄いと思った投手には、黒田（ヤンキースからＦＡ）と岩隈（マリナーズ）を挙げたが、ダルビッシュ（レンジャーズ）と田中（ヤンキース）については「まあまあ」と返答。その理由に「年下だから」と答え、笑いを誘った。

　この日の福島市内は午前中から雪が降り、「おいどんは鹿児島（出身）でごわすから、本当に雪って積もるんだと思った」と積雪に驚いた様子。それでも被災した中学生らと触れ合い「みんな凄く優しいし、温かい。大変なところを見せずに前向きに力強く生きている。元気をもらいました」と笑顔いっぱいだった。