ライアン小川 四股踏んで2桁勝利だ「体幹は大事」

[ 2014年12月7日 05:30 ]

土俵入りを決めるヤクルト・小川

 ヤクルト・小川が「四股トレ」導入で2年ぶりの2桁勝利を目指す。

 左足を高く上げるライアン投法は体がぶれやすく、より体幹の強さが重要となる。そこで目を付けたのが相撲の稽古だ。「毎試合同じフォームで投げないといけないし、その意味で体幹は大事。四股踏みをやってみてもいいと思います」。現在も股割りはしているというが、左右の足を交互に振り下ろす四股踏みでさらなる下半身強化を目指す。

 さらに「時間があれば行きたい」と1月の大相撲初場所を観戦することも検討中だ。「あの短時間で張り詰めた空気。相撲は内面が強くないとダメ」と精神面でも参考になる部分はある。新人王を獲得した昨オフ、表彰式ラッシュの中で白鵬と遠藤と対面。特に遠藤は同じ90年生まれだが「超~肝が据わっていた」とそのメンタルに感嘆した。

 この日は愛知県豊橋市で野球教室と講演会を開催した後、夜は地元・田原市赤羽根町で後援会主催の激励会に出席。来季目標を「2桁勝利を必ずします」とキッパリ言った。今季は右手のひら骨折で3カ月の離脱もあり、9勝止まり。力士から学ぶ心技体で、来季は「横綱級」投手に成長を遂げる。

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