上沢、大谷に挑戦状 来季開幕投手「狙うのは当たり前」

[ 2014年11月29日 05:30 ]

大幅アップでくす玉を割る日本ハム・上沢

 日本ハムの上沢が札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円から1800万円増の年俸2300万円でサイン。

 360%のアップ率に20歳右腕は「思わず笑っちゃいそうになりましたけど、こらえました。こんなに評価してもらってびっくりしました」と初々しく笑った。

 今季は3年目で1軍初登板し、大谷の11勝に次ぐ8勝をマーク。さらに侍ジャパン21U代表のエースとして、今秋に台湾で開催された21Uワールドカップの準優勝に貢献した上沢は来季の開幕投手について「後輩の大谷がいますけど何が起こるか分からない。先発としてやっている以上、そこを狙うのは当たり前」と1学年下の162キロ右腕に挑戦状を叩きつけた。

 シーズン中、大谷からは「エース!」「イケメン右腕!」などとからかわれるが、キャッチボールの相手を務めるなど可愛い後輩。ライバル視することで上沢自身も結果につなげた。二刀流の怪物との開幕投手争いを宣言したことで、さらなる飛躍を目指す3年目右腕は「2桁(勝利)が目標。フル回転して日本一に貢献したい」と力強かった。

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2014年11月29日のニュース