父も応援!桑田ジュニア BC新潟入り「活躍してNPBに」

[ 2014年11月29日 05:30 ]

BCリーグ新潟からドラフト2位指名された桑田は写真の帽子を手にガッツポーズ

 独立リーグ、ルートインBCリーグのドラフト会議が28日、新潟県内で行われ、桜美林大の桑田真樹外野手(4年)が新潟から2位指名を受けた。

 巨人のエースとして活躍した父・真澄氏(46)に続く親子2代でのプロ野球選手の誕生に「新しい環境で野球ができる。楽しみでいっぱい。活躍してNPBに行けたら。できれば来年」と意欲を見せた。

 指名の一報は授業中だった。「友達から“おめでとう”とLINE(無料通話アプリ)が来て知った」。新潟のイメージは「お米がおいしそう」と笑顔を見せ、一番のアピールポイントには「シュアな打撃が持ち味。チームに貢献できる選手になりたい」と力を込めた。打力も兼ね備えた父は右打ちだったが、自身は左打席から広角に打ち分ける。50メートル6秒2の俊足も武器で、1年目から外野の一角を狙う構えだ。

 桜美林大の津野裕幸監督は「素直で謙虚。プレーヤーとして長くやれる選手になってほしい」とエールを送った。4年秋のシーズン終了後も筋力トレーニングを継続するなど自覚は十分。BCリーグを経て、父と同じNPBの舞台へ。桑田がそのスタートラインに立った。

 ▼桑田真澄氏 新潟アルビレックスでたくさん勉強していろいろな事を吸収して、新潟やBCリーグに貢献できる選手になってほしいですね。

 ◆桑田 真樹(くわた・まさき)1992年(平4)8月10日、東京都生まれの22歳。小5から「たまプラーザスネークス」で野球を始める。桜美林では甲子園出場なし。桜美林大では4年春から外野のレギュラーに定着。50メートルは6秒2、遠投95メートル。1メートル81、78キロ。右投げ左打ち。

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