中日　６連勝ならず　死球の荒木は右人さし指骨折

＜中・オ＞初回、荒木は右手に死球を受け退場

交流戦 中日０－３オリックス

（5月29日 ナゴヤＤ）
　痛い連勝ストップだ。中日はオリックス投手陣に今季最少の２安打に抑え込まれ、５度目の零封負け。初回、オリックス先発・東明からに右手に死球を受けた荒木が名古屋市内の病院で「右人さし指骨折」と診断され抹消が決定。ダメージの大きな黒星で、１分けを挟んだ連勝は５で止まった。

　「１安打ですからね。きのう、きょうとちょっとね。打てない人は、こっちがグダグダ言うよりも本人が１番わかっている。ああ、すみません、２安打でしたね」

　安打数を言い間違えるなど、試合後の会見での谷繁兼任監督の歯切れも悪かった。先発の新人右腕に５回まで無安打。リリーフ陣にも抑え込まれた。前夜は西の連勝を止めたとはいえ、３安打１得点。投手陣の好投で白星が続いていたが、ここ５戦で計６得点と打線は湿りっぱなしだ。

　それだけに荒木の戦線離脱は、あまりにも痛すぎる。

　▼中日・荒木（右人差し指に死球を受け骨折）踏んだり蹴ったりですね。全治とかはわからない。こうなった以上、やれることをやっていくしかない。