FA移籍も考えたけど…森野 中日でもう一花、無休トレ 年男奮闘

[ 2014年1月4日 10:20 ]

中日の森野

 年男が完全復活を宣言した。7月で36歳となる中日・森野将彦内野手(35)は今オフ、ほぼ無休で自主トレ中。背番号が30から入団当時の7に戻る今季を、プロ野球人生の最高の年にする意気込みを見せた。

 「このオフが1番、自分のために何かをしようという意識が高かった。35歳という年齢のせいだと思う。ここからもう一回、変わらないといけないと思うし、本当の意味で復活の年にしたい」

 10年に打率・327、22本塁打、84打点とキャリアハイの成績を残したが、11、12年は打率・250にも届かない大不振。昨年は・286、16本塁打、51打点と復活の兆しを見せたが「満足できる数字じゃない」と言い切る。優勝がなくなったシーズン終盤、もう1段階レベルアップするため「このオフは休まずにやろう」と決断したという。

 2年連続の不振を受け昨季開幕前には「中日は今年で終わりかもしれない」とFA権での移籍を考えていた。ただ、落合GMから「必要戦力」と言われ、背番号7を約束されたことで覚悟は固まった。「もう一度レギュラーを獲るつもりで挑みたい」。チームも生まれ変わった節目の年を「森野の年」にする。

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