杉内 復活秘密兵器は“ダル式”スパイク 蹴りだしこだわる

[ 2014年1月4日 09:40 ]

巨人の杉内が今季から使用するレンジャーズのダルビッシュが昨季使用したものと同タイプのスパイク

 完全復活への秘密兵器はダルスパイクだ!巨人・杉内が今季からレンジャーズのダルビッシュが昨季使用したタイプのスパイクを着用する。昨年12月に契約するアシックス社の担当者から薦められ「ボールに力を伝える上で下半身、足元は投手にとって本当に大事な部分。試してみようと思った」と決断した。

 最大の特徴は地面を蹴る際の力をより強く、効率的に生み出すこと。爪先側の歯の枚数を昨季の5本から7本に増やし、投球動作の蹴りだしを解析して連結部分に専用のパーツを搭載したことで「投球時の無駄な屈曲を抑制し、力強い蹴りだしを生み出します」と同社担当者。さらに、着地時のかかとへの負担も軽減され、疲労も最小限に抑えられるという。

 昨季は11勝を挙げたものの日本シリーズで2敗。「1年間、何一つ満足できるものがなかった」と悔いだけが残った。昨年12月からキャッチボールを再開。新スパイクは5日から鹿児島県薩摩川内市で始める自主トレでテストする。巨人入団会見で誓った背番号と同じ18勝へ向け、「足元」から見つめ直す。

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2014年1月4日のニュース