伝説の舞台「草薙球場」新装オープン!沢村投手の長女も参加

[ 2013年6月29日 19:39 ]

セ・リーグ ヤクルト―巨人

(6月29日 静岡)
 「草薙球場」と呼ばれ、1934年の日米野球で、故沢村栄治投手がベーブ・ルースらを相手に伝説的な好投をした静岡県草薙総合運動場野球場が約1年3カ月の改修工事を終え、新装オープンの式典が29日開かれた。

 富士山をデザインし、球場名が書かれた木製モニュメントの除幕式には、沢村投手の長女酒井美緒さん(68)=愛媛県八幡浜市=や静岡県の川勝平太知事らが出席。川勝知事は「ここは名勝負を生んできた野球の聖地。改装後も新たな名勝負を生む殿堂となってほしい」とあいさつした。

 除幕式に続き、こけら落としとしてプロ野球ヤクルト―巨人の公式戦が行われ、巨人は同じ沢村姓の沢村拓一投手が先発した。

 改修工事は昨年3月に始まり、外野グラウンドを拡張したほか、内野スタンドからせり出した「砂かぶり席」を新たに設けた。外野スタンドの木製ベンチには県産の間伐材を使用している。

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2013年6月29日のニュース