巨人 由伸 「7番・左翼」先発濃厚 谷も1軍昇格

[ 2013年6月29日 06:00 ]

原監督(右)が見守る中フリー打撃をする高橋由

 いよいよ戻ってくる。左ふくらはぎ肉離れで2軍調整中だった巨人の高橋由が28日、1軍に合流。草薙球場で行われた全体練習に参加し「やるべきことはやってきた。いつも通り普通にやりたい」と笑みを交えた。

 4月4日のDeNA戦(横浜)で走塁中に負傷。約2カ月のリハビリをこなし、6月15日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(いわき)で実戦復帰。交流戦明けの1軍合流も検討されたが、実戦での試合勘を優先し、2軍での調整を続けていた。

 この日は、フリー打撃で鋭い打球を連発し、原監督は「先発でいくつもり」と明言。「7番・左翼」での出場が濃厚だ。

 高橋由にとって草薙球場は、2年前の4月26日のヤクルト戦で守備機会中に左肋骨を骨折した因縁の地だ。「すぐに思い出したよ」と苦笑いしたが、すでに改修工事も完了。外野フェンスにはクッション性のラバーが取り付けられた。

 高橋由に加え、29日には谷も1軍昇格。代わりに松本哲、小笠原を降格させた指揮官は「これでほとんどの人が1軍を経験できた」と話した。背番号24の復帰で、チームはさらなる加速を狙う。

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2013年6月29日のニュース