ロッテがヘトヘト連勝 2日合計9時間27分、監督「体持たん」

[ 2013年3月31日 06:00 ]

<ロ・オ>延長12回1死満塁から福浦はサヨナラ犠飛。輪になって「ダァー」と歓声を上げるロッテナイン

パ・リーグ ロッテ5―4オリックス

(3月30日 QVCマリン)
 これは、再現VTRなのか。同点で迎えた延長12回1死満塁。開幕戦と全く同じ状況だった。前日の角中に続き、この日はベテランのロッテ・福浦が左翼へ犠飛を打ち上げた。

 「監督の期待に応えたかった。打った瞬間、犠飛になると思った。きょうも諦めない粘り強さがありました」。開幕から2試合連続の延長サヨナラ勝ちは23年ぶり、さらに2試合連続の犠飛となれば史上初の出来事だ。決めたのは昨季の首位打者と01年の首位打者だ。

 開幕戦は4時間43分を戦い、試合終了は午後10時58分。プロ20年目を迎えた37歳の福浦でさえ「興奮して3時ごろまで寝られなかった」という。この日は午後2時開始のデーゲームで、午前10時前には球場に来た。そして前日を1分上回る4時間44分の死闘に決着をつけた。

 「開幕戦と全く同じ展開やったね。最高の勝ち方だけど、俺も選手も体が持たんよ」。伊東監督はそう言って相好を崩した。西武の監督に就任した04年にいきなり日本一を達成。6年ぶりの現場復帰で、その再現を狙う指揮官は、接戦で粘りを発揮するチームを目指している。この日も2度のビハインドを追いつき、延長戦に持ち込んだ。野手は17人全て使った。投手も8人全て使った開幕戦に続き、新人の松永以外の7人を投入した。

 目立った補強はない今季。開幕2試合で目指す戦い方は見えた。試合後、ナインはグラウンドで叫んだ。「1、2、3、ダー!」。主砲・大松の発案。全員が「燃える闘魂」になった。

 ▼ロッテG・G・佐藤(7回に代打で移籍後初安打を記録)地元の千葉で1軍でまた安打を打てるとは思ってもいなかった。野球を続けていて良かった。

 ≪35年ぶり2度目の珍ケース≫ロッテが延長12回福浦の左犠飛で開幕戦に続きサヨナラ勝ち。開幕戦から2試合連続サヨナラ勝ちは08年ソフトバンク以来8度目。ロッテでは69年以来、44年ぶり2度目になる。29日は延長12回、角中の中犠飛で勝利。開幕から2試合連続延長サヨナラ勝ちは62年東映、90年巨人に次ぎ3度目。ロッテでは初めてだ。また、パで2試合連続犠飛によるサヨナラ勝ちは、開幕からの条件を除いてもクラウンが78年4月19、20日に南海戦で記録したのがあるだけ。35年ぶり2度目の珍しいケースになった。

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