六甲アイランド高野球部監督解任 部員に馬乗り 不登校に

[ 2012年12月14日 12:30 ]

 野球部の男子生徒に馬乗りになる体罰を加えたとして、神戸市立六甲アイランド高校(神戸市東灘区)の男性教諭(44)が4月に野球部の監督を解任されていたことが14日、高校への取材で分かった。

 生徒は不登校になり、市教育委員会は教諭の処分を検討している。

 高校によると、昨年11月、当時1年生だった野球部の男子生徒がほかの部員とトラブルになり、教諭がカウンセリングルームで個別に面談。その際の生徒の態度に腹を立て、胸ぐらをつかみ、床に倒れた生徒に馬乗りになり、襟を締め付ける暴行を加えたという。

 教諭は校長らと生徒や保護者に謝罪。生徒は精神的なショックを受け、現在も登校できない状態が続いている。

 教諭は保健体育の担当で、生徒指導部長も兼務。高校は「大変申し訳ない。再発防止に努める」としている。

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2012年12月14日のニュース