ダルもショック!?主砲ハミルトン 同地区のエンゼルスへ105億円移籍

[ 2012年12月14日 09:27 ]

練習の合間、ダルビッシュ(右)と肩を組みカメラに向かって手を振るハミルトン

 レンジャーズからFAとなっていた主砲のジョシュ・ハミルトン外野手が、同じア・リーグ西地区のエンゼルスと契約合意したことが13日、分かった。

 レンジャーズのダニエルズGMが明らかにした。AP通信によると5年総額1億2500万ドル(約105億円)の巨額契約となった。エンゼルス移籍の線はあまり考えられなかっただけに、同GMはライバル球団に4番打者を持っていかれたことにショックの色はありあり。「ビジネスだから仕方ない」と力なく話した。

 過去に薬物とアルコール依存症の経験があるハミルトンだが、08年からレンジャーズで活躍。08年に打点王、10年には首位打者とア・リーグMVPに選出された。今季も打率2割8分5厘、43本塁打、128打点の成績でFA市場では野手の中で最大の目玉だった。

 02年のワールドシリーズ制覇以来、王座から遠ざかっているエンゼルスは昨オフにナ・リーグMVP3度の強打者プホルスと10年の大型契約を結び、レンジャーズのエース左腕C・ウィルソンも獲得。レ軍は2年連続投打の中心を奪われる形となった。

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2012年12月14日のニュース