中田 ハワイで“ドタバタ”ゴルフ…寝坊から踏んだり蹴ったり

[ 2012年12月14日 06:00 ]

サンダル履きでゴルフ場から出る日本ハム・中田

 日本ハム・中田がハワイでドタバタ劇を繰り広げた。優勝旅行2日目のこの日、ホノルル郊外のコオリナGCで球団主催ゴルフコンペが開催された。事前に通達されていたホテル出発は午前7時。しかし寝坊した中田は7時に鳴った球団関係者からの電話で飛び起きた。「アカン…」。15分遅れでタクシーに飛び乗りホテルを出た。

 しかし災難は続く。5分ほど走るとタクシー運転手が道に迷い、カーナビと格闘し始めた。焦った中田は「ハイスピード、プリーズ!!」「スタート、エイト、ニジュップン」と「中田流英語」を駆使。8時20分の自身のスタート時間の4分前に何とかゴルフ場にたどり着いた。サンダルからゴルフシューズに履き替え、練習する暇もなく放った1打目はOB。最終18番ホールでは民家の敷地内に打ち込み「家の人に“あっち行け”って言われたわ。ってか何でこんなとこに家あんねん」。まさに踏んだり蹴ったりの一日だった。

 止まっているボールが動いてしまうほどの強風と、時折雨の降る難コンディション。ベストスコアは90だが、115を叩き「全然おもろないわ」と仏頂面で振り返った。それでも表彰式では25位ながらタイガー・ウッズの帽子をゲット。「帰りはちゃんとバスに乗って帰りまーす。シーズン中だったら遅刻はめちゃ焦ってるけど」とニヤリ。小雨が上がり虹が懸かったハワイの空のように、最後は晴れやかな表情でゴルフ場を後にした。

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