阪神 6回の継投で暗転…和田監督「私の継投ミス。全て私の責任」

[ 2012年7月1日 19:19 ]

セ・リーグ 阪神5-9ヤクルト

(7月1日 神宮)
 2点リードの6回、阪神先発の安藤が1死一、二塁からミレッジに適時二塁打を浴び、和田監督は継投を決断。右打者の田中に対し、あえて今季の7試合で無失点と好調だった左の加藤を当てた。しかし、結果は最悪の逆転3ラン。指揮官は「私の継投ミス。全て私の責任」と険しい表情で振り返った。

 2点を追う5回には鳥谷、新井貴の連続タイムリーなど打者一巡の猛攻で一挙5点を奪って逆転した。その裏に1点を返されたものの、2死一、二塁で宮本の右中間への飛球を大和がダイビングキャッチ。流れを完全に掌握したかにみえた。

 上位チームに対し、手痛い2カード連続の負け越し。「何と言っていいか分からない。申し訳ない」と話す加藤の悲痛な声が、チームの苦境を表すように小さく響いた。

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2012年7月1日のニュース