セも予告先発?阪神以外は賛成 結論8日に持ち越し

[ 2012年3月2日 06:00 ]

 セ・リーグは1日、都内で理事会を開き、今季からの導入を検討している予告先発を審議したが、結論は持ち越しとなった。オーナー会議が行われる8日に臨時の理事会を開催し、結論を出す。

 巨人の山岸均連盟担当が「ファンのためになるなら」と話すなど、理事会では阪神を除く5球団が賛成の意向を表明。阪神の四藤慶一郎専務は「ウチとしては反対ではないが、きょうの時点で賛成はできかねる」と再度議論を重ねた上で、8日に球団としての結論を出す意向を示した。

 セ・リーグは2年連続で1試合平均の入場者数が前年比減となっていることから、同リーグの理事長を務める中日の佐藤良平球団代表は「(議論の)背景には危機感がある」と予告先発の導入を人気回復の起爆剤としたい構え。ただし「6球団一致して取り組みたい。賛成の球団だけでやる、というふうにはしたくない」と賛成する球団だけでの導入や、曜日限定の予告先発には否定的な見解を示した。臨時の理事会が開催される8日に、阪神がどのような結論を出すか注目される。

続きを表示

2012年3月2日のニュース