精彩も欠いて…本塁打王バレンティン 開幕2軍危機 空席はあと1

[ 2012年3月2日 08:50 ]

 右肘を痛めているヤクルトのバレンティンに開幕2軍の可能性が浮上した。

 1日に都内の病院で検査を受け、軽症と診断されたが、小川監督は「(離脱は)長くないが、札幌には連れて行かない」と話し、3、4日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)への不参加が決まった。

 来日1年目の昨季はリーグ本塁打王に輝いたバレンティンだが、浦添キャンプ終盤に右肘痛を発症し、その後本格的な打撃練習は行っていない。外国人枠は抑えの林昌勇(イムチャンヨン)、バーネット、新外国人のミレッジはほぼ確定で残り1つをバレンティンとロマンが争っている状況。

 指揮官は「(本格的に)投げられるようになったら(今月中の遠征に)呼ぶ」としているが、対外試合6試合で14打数1安打、打率.071と打撃でも精彩を欠いており厳しい状況に立たされた。

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2012年3月2日のニュース