藤川と同じ握り方 大石 140キロ程度で空振り取れるワケ

[ 2012年3月2日 08:29 ]

<練習試合 西・L>韓国・LGとの練習試合で4回2安打無失点、7奪三振の力投を見せた大石

練習試合 西武2―1韓国LG

(3月1日 春野)
 西武の大石達也投手(23)が1日、韓国LGとの練習試合に先発し、4回2安打無失点と好投した。

 最速は141キロ。140キロを超えたのは2球だけ。それでも、面白いように空振りやファウルを取れるのには理由がある。

 球の回転だ。「人さし指と中指をくっつけて投じるので、球に力が伝わりやすいのかもしれない」。これは阪神の守護神・藤川と同じ握り方。制球は難しくなるが、その半面、指にかかった時はスピンの利いた球がいく。大石の直球も回転数が他の投手に比べて多く、打者は球速以上に速く感じる。

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2012年3月2日のニュース