清武氏13日にも巨人と渡辺会長を提訴

[ 2011年12月7日 06:00 ]

読売新聞東京本社を出る渡辺会長

 コーチ人事をめぐる内部告発などで巨人を解任された清武英利前球団代表兼GM(61)の代理人を務める吉峯啓晴弁護士が6日、13日にも巨人と渡辺恒雄球団会長(85)に対し、不当解任と名誉を毀損(きそん)されたなどとして、損害賠償を求めて東京地裁に提訴する意向を明かした。

 都内の弁護士事務所で対応した同弁護士は「もともと提訴しようと思っていたので、近々、提訴をします」と話した。すでに20ページ以上に及ぶ訴状の準備は終えており、12日に最終調整し、13日にも提訴する運び。5日には、巨人と読売新聞グループ本社が、渡辺会長への批判会見で名誉毀損されたなどとして、清武氏に対し、総額1億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴。吉峯弁護士は「向こうの提訴は想定内」と話した。

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2011年12月7日のニュース