レッドソックス 中島に注目したワケ「2人の遊撃手はトレード要員」

[ 2011年12月7日 07:04 ]

レッドソックスの落札が有力になった中島(左)。合意すれば西武の先輩・松坂と再び同僚に

ウインターミーティング

 ポスティング・システム(入札制度)での大リーグ移籍を目指す西武・中島裕之内野手(29)に、レッドソックスが最高額を入札した可能性が高まった。

 レ軍はこれまで、中島についての評価を一切口にしていなかった。遊撃手も今季打率・299のスクタロに加え、両打ちで今季88試合に出場したローリーがいる。だが、関係者によると「2人ともトレード要員に挙がっており、水面下で遊撃手の補強を狙ってきた」という。中島を獲得できれば、どちらかをトレード要員とし、投手などの弱点補強できる。

 入札を強く後押ししたのは、松坂を獲得した際の国際部門トップで、今季限りで退団したクレイグ・シプリー前国際担当取締役だった。関係者は「早くから中島をマークし、高く評価していた」と明かす。元ロッテ監督で、入札期間に就任したボビー・バレンタイン新監督も入札を強く進言した可能性がある。

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2011年12月7日のニュース