中島 Rソックス落札有力!7日にも交渉権獲得球団判明

[ 2011年12月7日 06:00 ]

レッドソックスの落札が有力になった中島(左)。合意すれば西武の先輩・松坂と再び同僚に

ウインターミーティング

 ポスティング・システム(入札制度)での大リーグ移籍を目指す西武・中島裕之内野手(29)に、レッドソックスが最高額を入札した可能性が高まった。

 ウインターミーティングが開幕した5日(日本時間6日)、大リーグ関係者が明かした。西武は7日(日本時間)早朝に受諾返答を行う予定で、同日中にも独占交渉権獲得球団が判明する。レッドソックスが落札し、契約合意すれば、西武時代の先輩、松坂大輔投手(31)と同じユニホームを着ることになる。

 複数球団が入札した中島争奪戦。最高額を投じたのはレッドソックスとみられる。大リーグ関係者が「レッドソックスが入札したのは間違いない。球団は落札できる額を投じたと自信を持っているようだ」と明かした。

 中島については、遊撃手不在のジャイアンツが本命視されてきた。しかし、ウインターミーティングの会場で、ブライアン・セービアンGMが「入札していない」と完全否定。直前で入札を回避したことが判明した。

 西武側は7日午前中に最高入札額の受諾返答を日本野球機構(NPB)を通じて行う予定。大リーグ機構が確認した上で、独占交渉権獲得球団が発表される。レ軍が交渉権を獲得した場合、中島にとっては、どこまでレギュラーに近い保障を得られるかが交渉の焦点となる。30日間の独占交渉期限となる1月上旬まで、条件交渉が行われることになりそうだ。

 レ軍には尊敬する松坂が在籍しており、中島はメジャー移籍決断前にもアドバイスを求めている。西武では04年日本一、09年の第2回WBCでは日本代表でともに世界一となった。今度はレッドソックスでワールドチャンピオンを目指すことになるのか。落札球団の正式発表に注目が集まる。

続きを表示

2011年12月7日のニュース