6連勝中エース吉見「ここまできたら調子うんぬんは関係ない」

[ 2011年9月22日 06:00 ]

 落合竜のエースが“戦闘モード”に入った。2位中日は22日から首位ヤクルトとのホーム4連戦。4・5差を一気に縮めるチャンスだ。初戦に先発予定の吉見一起投手(27)は21日、ナゴヤドームでの練習後、報道陣を避けるように通常とは違う出口から帰宅し、決戦に向けての集中力を最大限に高めた。

 目下、自身6連勝中。まさに大黒柱としてヤクルト追撃の原動力となっている。前回登板の15日・阪神戦(甲子園)でも8回3安打1失点の快投。「ここまできたら調子うんぬんは関係ない。投げる試合で勝ちにこだわっていきたい」と勝利への執念をむき出しにしていた。

 現在、防御率1・61はリーグ単独トップ。14勝は巨人・内海と1位で並んでいる。さらにきょう対戦予定のヤクルト・館山に投げ勝てば、勝率でもトップに立ち、投手の主要部門の3冠に躍り出る可能性が高い。

 2戦目以降も、ネルソン、ソト、チェンと強力な3枚を投入する態勢の落合竜。4連勝に向け、まずはエース右腕が先陣を切る。

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2011年9月22日のニュース