東京D 9年ぶり台風中止…セ13季ぶりWヘッダーも

[ 2011年9月22日 06:00 ]

台風の影響で試合が中止となった東京ドーム

 台風15号の影響で21日、プロ野球は東京ドームなどで予定されていた4試合が中止となった。台風による東京ドームでの試合中止は02年10月1日の巨人―ヤクルト戦以来9年ぶり5度目。西武ドームも中止となり、同じ日にドーム2球場が中止となるのは10年ぶりの珍事となった。

 これにより2試合が中止となったセ・リーグでは、日程消化面が厳しくなってきた。現時点で10月23日の広島―阪神(マツダ)まで日程が発表されている。未発表は20日に中止となった広島―阪神戦(マツダ)を含めて3試合。この日、中止となった巨人―横浜戦(東京ドーム)は10月22日に組み込まれるのが有力。他の2試合も同25日までに入る見込みだが、全日程消化のリミットはクライマックスシリーズ(CS)2日前の10月27日まで。関係者は「今後の消化状況次第でダブルヘッダーの可能性も出てくるかも」として、天候次第では98年以来13シーズンぶりのダブルヘッダー開催の可能性も示した。

 なお、パは未発表が5試合あるが、日程消化には余裕がある。

 ≪Wヘッダー開催は98年が最後≫ダブルヘッダー開催は両リーグとも98年が最後。パは同年10月9日の西武―オリックス戦(西武ドーム)、セは翌10日の横浜―中日戦(横浜)が最後となっている。なお、07年9月30日には横浜―ヤクルト戦(横浜)がダブルヘッダーとして日程に組み込まれたが、雨天中止で実現しなかった。

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2011年9月22日のニュース