“Aロッド超え契約”要求も決裂…プホルス 今季後FAに

[ 2011年2月17日 09:08 ]

 米大リーグのカージナルスは16日、今季で契約切れとなる主砲のアルバート・プホルス内野手(31)との来季以降の長期契約が合意に達しなかったと発表した。これまでカージナルス一筋でプレーし、三冠王の可能性が最も高い選手といわれるプホルスは、今季終了後にフリーエージェント(FA)として全球団との交渉が可能になる見通し。

 ドミニカ共和国出身のプホルスは、2001年から10季連続で打率3割、30本塁打、100打点以上の記録をマーク。ナ・リーグ最優秀選手賞(MVP)も3度獲得している。

 04年からの総額1億1100万ドル(約93億円)の8年契約は今季が最終年で、球団はFAとなる前に長期での契約更新を望んでいた。しかし、プホルスが代理人を通じて設定した16日の交渉期限までにまとまらなかった。米メディアによると、同選手側は08年から総額2億7500万ドルで10年契約を結んだアレックス・ロドリゲス内野手(ヤンキース)を上回る契約を求めていたという。(共同)

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2011年2月17日のニュース