西岡、相棒候補と初競演も「まだよく分からん」

[ 2011年2月17日 06:00 ]

練習中にカシーヤ(中央)と話す西岡(右)

 ツインズの西岡が、二遊間コンビを組む予定のカシーヤと初競演した。自主トレでマイナー野手と内野ノックを受けていると、途中からカシーヤが合流した。

 併殺の練習では二塁の西岡がゴロをさばき、遊撃のカシーヤにトス。誕生日はわずか1週間違い。同い年の2人が軽やかな動きを見せた。西岡は「今回の練習だけではまだよく分からない。オープン戦もあるし開幕までにお互いのことを分かり合えれば」と意思疎通を深めることを課題に挙げたが、相性は悪くなさそうだ。

 現時点で二塁、遊撃がどちらになるかは未定。過去シーズン100試合出場経験のないドミニカンの成長株は「どちらでもいい。両方プレー経験があるからね」とレギュラー確保を優先するが、米メディアは強肩のカシーヤの遊撃を有力視している。

 相棒候補との顔合わせを終えた西岡。「スイングはいい感じ」と話すフリー打撃では、左右打席から鋭いライナーを飛ばし、左打席では柵越えも連発した。30球団大トリの23日(日本時間24日)キャンプインを前に万全な態勢を整えつつある。

 ≪うれしい!偶然の再会≫西岡にうれしいサプライズだ。フォートマイヤーズ市内をドライブ中に偶然、元ロッテのフリオ・ズレータ氏が経営するバッティングセンターを発見。室内練習場も併設されており、同氏らによる野球指導も有料で行っているという。ソフトバンクから移籍後、ロッテで07、08年に同僚だった西岡は「練習を見に来ると言ってましたよ」と目を輝かせていた。

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2011年2月17日のニュース