一場、滝行実施「過去を洗い流したかった」

[ 2009年12月18日 06:00 ]

真冬の寒さのなか、滝行で精神を鍛錬するヤクルト・一場

 ヤクルト・一場が、埼玉県和光市の「大本山神瀧山(かんたきさん)清龍寺不動院」で滝行を実施した。

 精神修養の一環として、1904年の日露戦争出征前に乃木希典が1週間修行した「不動の滝」で敢行。身を切るような水温3度の水を頭から浴びると「息ができない」と絶句したが、芽衣子夫人が見守る中で1セット3分間を3度耐え抜き、最後は自ら申し出て4セット目を行った。
 「ずっと成績が良くなかったので(過去を)洗い流したかった。つらいと思うと滝から出たくなるが、集中すれば時間を忘れた。新しい気持ちで来年に臨める」。この姿に、指導した僧侶の森田詠龍氏も「来年は活躍しますよ」と太鼓判を押した。一場は来季に向けて、滝の水源「龍神の池」になぞらえた「ドラゴンシュート」も考案中。未完の大器が滝行を機に眠っていた才能を覚せいさせる。

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2009年12月18日のニュース