南から来た男 “昇給”の大嶺祐太は石垣の海に還元

[ 2009年12月1日 06:00 ]

750万円アップの年俸2000万円でサインのロッテ・大嶺祐太。背番号11をアピール

 ロッテの大嶺祐太が新入団の弟・翔太と美化活動で故郷の沖縄・石垣島をPRする。千葉マリンで契約更改交渉に臨み、750万円増の年俸2000万円でサイン。年俸アップした分はボランティア活動などで還元することを検討中で「野球以外のことも何かやりたい。石垣の海も汚染されていると聞く。祖父も漁師だし、砂浜のゴミ拾いとか兄弟で海をきれいにする活動をしたい」。帰郷する20日以降やキャンプ中に積極的に行う考えを示した。

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 兄弟で石垣島の親善大使を目指す一方、野球では翔太に厳しく接する。来年から一緒に寮生活を送るが「自分もホームシックになりかけた。きついと思うけど野球以外のことも自分で経験してほしい」。1だった背番号は希望通り、愛着ある11へと変更が決まった。「来年はまず背番号と同じ11勝を目指す。球速を上げてもう一度150キロ近い球を投げたい」と目標を掲げた。

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2009年12月1日のニュース