清原氏緊急入院…内臓疾患の疑い、TV番組も降板

[ 2009年12月1日 06:00 ]

清原和博氏

 元オリックスで野球評論家の清原和博氏(42)が、内臓疾患などの疑いで長期入院を余儀なくされていることが30日、分かった。清原氏は11月25日に緊急入院。所属事務所によると「背中に痛みが出て、腎臓(の障害)か尿管結石の疑いとのことです。向こう1カ月間の入院、検査と静養が必要と言われています」と説明した。退院は今月末になる見込みだ。

 清原氏は11日から13日まで、テレビ東京系「柔道グランドスラム東京2009」の中継でスペシャルコメンテーターを務める予定だった。すでに告知CMなども流されていたが、同局はこの日、健康上の理由での出演取りやめが決まったと発表。また11月21日に東京ドームで行われた「プロ野球OBオールスター」の出場も、当日になって急きょキャンセル。理由は「急病」とされたが、その直後に入院していたことになる。
 昨年を最後に現役を引退した清原氏は、07年に左ひざを2度にわたって手術。選手としての晩年は故障との闘いだった。現在も左ひざの状態は思わしくなく、関係者によると本人も強いストレスを感じているという。
 11月1日の日本シリーズ第2戦(札幌ドーム)では元日本ハムの新庄剛志氏とゲスト解説を務め、元気な姿を見せていた。今後は静養に努めるが、正式な検査結果も含めて清原氏の体調が心配される。

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2009年12月1日のニュース