亀井の気持ち「来季は一本でやりたい!」

[ 2009年12月1日 07:43 ]

<ゴールデン・グラブ賞表彰式>初受賞の巨人・亀井(左)は松本と笑顔満開

 松本とともに「ゴールデン・グラブ賞」初受賞となった巨人の亀井は、30日の表彰式で外野手としてのプライドをにじませた。今季は右翼だけでなく、一塁手としても43試合に先発出場。「特に後半に増えたんで(右翼としての)印象が薄れてるかな」と苦笑いしたが「来年は(外野)一本でやりたい。気持ちは外野手。自分の中にもプライドがありますから」と言い切った。

 今季は5番に定着し、打率・290、25本塁打、71打点と活躍。球団タイの3本のサヨナラ本塁打を放つなど、勝負強い打撃を生かすため、一塁に入るケースも増えた。「もちろん勝つためにやっているんだし、またやれと言われたら(一塁を)守ります」と亀井。チーム方針を優先しつつも「あくまで気持ちは、です」と外野手としての存在感をアピールするつもりだ。来季はドラフト1位で長野が入団。高橋由も復帰すれば競争は激しくなるが、負けるつもりはない。

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2009年12月1日のニュース