転向してよかった!糸井「びっくり」4200万円増

[ 2009年11月27日 06:00 ]

契約更改を終え、記者会見する日本ハムの糸井

 日本ハム・糸井が26日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4200万円増の6000万円で一発サインした。

 野手転向4年目の今季は打率・306、15本塁打、58打点。24盗塁と走攻守で活躍し、ベストナインも獲得。2年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。
 江尻から借りたピンク色のネクタイ姿で会見に臨んだ糸井は「正直、びっくりした。金額より球団に評価してもらったことが凄くうれしい」と満面の笑み。151キロ右腕として03年ドラフトの自由獲得枠で近大から入団したが、06年春に投手としては“戦力外通告”を受けた。当時は今季の大ブレークなど想像もできなかったという。抜群の身体能力を生かした守備、広角打法、さらに50メートル5秒6の快足。「まだ遠いけれど打率3割、30本塁打、30盗塁ができる日が来るように頑張りたい」。02年の松井稼頭央(当時西武)以来、史上9人目のトリプル3。そんな夢も糸井なら近い将来にかなえられるはずだ。

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2009年11月27日のニュース