憲伸 7回125球零封で勝利呼び込んだ

[ 2009年8月10日 06:00 ]

<ドジャース・ブレーブス>7回1死満塁のピンチを連続三振で切り抜けガッツポーズする川上憲伸

 【ブレーブス2―1ドジャース】ブレーブスの川上が7回を4安打無失点、今季チーム最多となる125球の熱投で勝利を呼び込んだ。前日は延長12回の激戦で投手を消耗。そのため試合前には投手コーチや同僚から「長いイニングを頼む」と懇願されていた。早いカウントで打ち取るため芯を外すツーシームやフォークを多投するなど工夫し、3回までは1人の走者も許さない。「行けるところまでじゃなく、回の最後まで投げる」と気負った7回は味方の失策と2四球で1死満塁のピンチ。そこから連続空振り三振に仕留め、マウンドにしゃがみ込んでガッツポーズし雄叫びを上げた。

 結局、0―0のまま降板。またも打線の援護がなく勝ち星はつかなかったが、チームを延長戦での勝利に導く快投に「長いイニングを投げられてよかった」と安どの表情。コックス監督も「きょうはずば抜けていた」と絶賛した。

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2009年8月10日のニュース