建さん初先発白紙…それは「信頼の中継ぎ」だから

[ 2009年5月8日 06:00 ]

 メッツ・高橋建の8日(日本時間9日)に予定されていた初先発がお流れとなった。高橋と代わって中継ぎに降格したペレスがこの日、右膝蓋(しつがい)骨損傷で故障者リスト入り。ミナヤGMは3Aから昇格させる22歳のニースを8日に先発させることを発表した。

 「若手に中継ぎは任せられない。高橋を残すことで今の中継ぎ陣の状態を保ちたい」と同GM。今回の先発回避は、中継ぎ経験がない若手左腕をブルペンに置くリスクを回避するための措置。登板2日前のブルペン調整で、高橋がキャッチボールを行っている最中にマニエル監督が駆け寄って先発回避を伝えた。ドタバタ劇にも「先発がやりたいというのはない。ある意味(戦力として)認めてもらっているのかも。うれしいですね」とベテラン左腕は前向きにとらえて笑顔も見せた。

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2009年5月8日のニュース