マー君は“水曜の男”岩隈は“土曜の男”

[ 2009年5月8日 06:00 ]

 マー君「水曜日の子」で首位固めだ。右肩の強い張りを訴えて離脱している楽天・田中将大投手(20)が、13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)で復帰することが7日、分かった。

 田中は4月29日の日本ハム戦で開幕から4連続完投勝利を挙げたが、右肩の張りを訴えて、翌日に出場選手登録を抹消。佐藤投手コーチは「1日でも早く復帰してほしい」と話し、19日から始まる交流戦で中6日できっちりと回れる水曜日で起用する方針を固めた。
 「中6日で間隔が一定するように投げた方がいい」とある首脳陣は明かす。通常の3連戦と違い、交流戦は各カード2連戦と変則になるが、田中の復帰登板が13日の水曜日になることで、中6日の登板ペースを崩さずに回すことが可能となる。さらに岩隈を土曜で起用すれば2人を別カードで固定できるメリットもある。交流戦では、主力投手の登板間隔を中5日などに詰めることが多いが、今回は2本柱の体調面を配慮した必勝ローテーションというわけだ。
 田中は5日に初めてキャッチボールを行った。この日は休養日だったが、順調に復帰へ向けてのステップを踏んでいる。「痛いわけではないけど間隔を空けた方がいいということになった。チームに迷惑をかけるし、できるだけ早く復帰したい」。マー君が“水曜日”の男として、野村楽天に帰ってくる。

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2009年5月8日のニュース