チームは好調だが…トーリ監督「悲しく思う」

[ 2009年5月8日 11:46 ]

ラミレスの出場停止処分を受け、記者会見するドジャースのトーリ監督(右)

 ラミレス出場停止処分のニュースを受けて、ロサンゼルスのドジャースタジアムには約100人の報道陣が集まり、20台ほどのテレビカメラがトーリ監督の記者会見を囲んだ。通常、練習前は報道陣の取材が許されるロッカールームは、チームミーティングを理由に閉ざされた。

 異様な雰囲気に包まれた中でトーリ監督は「失望し、悲しく思う」と話し「彼は処分を受け入れ、責任を取った。われわれは言うまでもなく、彼を援護する。彼を支えるためにできることは何でもする」と力を込めた。
 好調のチームにとって、主砲を50試合失うことは大きな痛手。しかし監督が「われわれはドジャースのプレーを続けるだけ」と言うと、主力のイーシアも「彼がいない間にみんなでどれだけできるか試すいい機会。ぜひみんなで向上したい」。故障者リスト入りしている黒田は「球場に来て知った。彼はポイントゲッターなのでチームにとっては痛い。僕も(左脇腹痛を)早く治してチームの力になりたい」と話した。(共同)

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2009年5月8日のニュース