ロッテフロント主導補強第一弾は井口獲り

[ 2008年12月22日 06:00 ]

井口獲得に乗り出したことを明らかにしたロッテの瀬戸山球団社長

 ロッテが、大リーグのフィリーズからFAとなった井口資仁内野手(34)獲得へ正式に乗り出した。日米の複数球団からオファーを受けている井口に対し、ここに来てロッテも獲得を打診。球団関係者は「年俸面もクリアできると思う。日本に戻ってくるなら獲ります」と明かした。

 瀬戸山球団社長はこの日、バレンタイン監督に一任していた外国人補強を球団主導に切り替えることを明言。“脱ボビー”の補強策第1弾が井口だ。ネックは今季385万ドル(約3億4000万円)だった高額年俸だが、メジャーとの交渉は難航中で相場が大きく下がることが予想される。井口がダイエー時代、同球団の球団代表だった瀬戸山社長は「補強は井口あたりもある」。井口のダイエー入団を実現させた当時のスカウトが今後、補強の陣頭指揮を執る石川球団副代表だ。井口が日本球界復帰を決断した場合、獲得に全力を注ぐ。

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2008年12月22日のニュース