プロ野球選手も…約76%が引退後に不安

[ 2008年12月22日 18:10 ]

 日本プロ野球組織(NPB)は22日、若手の現役選手を中心に実施した現役引退後のセカンドキャリア(第二の人生)についてのアンケート結果を発表し、昨年とほぼ同じ約76%が引退後に不安を感じていることが明らかになった。

 厳しい経済情勢を反映し、何らかの形で貯蓄を行っている選手は76%にのぼった。プロ野球を引退しても海外、社会人などで現役続行を望む声がある一方、独立リーグでのプレーには20%近い選手が否定的だった。
 また、25%を超える選手が一般企業への就職にも関心を寄せており、NPBのセカンドキャリア担当の手塚康二氏は「予想以上に意識が高かった」と話した。
 意識調査は10月の秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」に参加した12球団の268選手(平均年齢23・9歳、平均在籍年3・6年)を対象に行った。

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2008年12月22日のニュース