ラソーダ元監督に叙勲伝達 日本球界発展に寄与

[ 2008年12月3日 11:02 ]

 日本球界の発展に寄与したとして、今年秋の叙勲を受けた米大リーグ、ドジャースのトミー・ラソーダ元監督(81)に対する「旭日小綬章」の叙勲伝達式が2日、米ロサンゼルスの日本総領事公邸で開かれた。

 伊原純一総領事から勲章を受け取ったラソーダ氏は「大変な名誉。今後も必要とあれば、日本球界のために役立ちたい」と語った。式典にはロッテのバレンタイン監督ら関係者約50人が祝福に駆けつけた。
 ラソーダ氏は1976年にドジャース監督に就任、96年に勇退するまでチームを2度のワールドシリーズ優勝に導いた。今年現役を引退した野茂英雄氏がドジャースに入団した際の監督でもあった。
 60年代にゲストコーチとして日本で巨人の指導に当たったり、旧近鉄の球団アドバイザーを務めるなど日米の野球交流に尽力した。

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2008年12月3日のニュース