巨人愛貫く!ホンダ長野がロッテ入団拒否

[ 2008年12月3日 20:14 ]

ホンダ・長野久義

 プロ野球ロッテからドラフト2位指名されたホンダの長野久義外野手(23)が入団を拒否する意向を既に球団に伝えていたことが3日、分かった。近日中に正式発表する。

 ロッテの瀬戸山隆三球団社長は「連絡を受けた。引き続き入団に向けて根気強く交渉していきたい。長野君のことを思えば、今回プロ入りするのが正しい選択だと思う」と話した。
 長野は日大時代の2年前に大学生・社会人ドラフト4巡目で日本ハムに指名された。だが、巨人入りを熱望して入団を断り、ホンダに入社した。
 今回、ロッテは交渉権確定後にバレンタイン監督自らがドラフト会場から埼玉・狭山にあるホンダ合宿所に直行。指名あいさつを行ったが、長野は姿を見せなかった。その後、ロッテ側は契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高条件を提示していた。ホンダが新チームをスタートさせる8日までに長野は結論を出す予定だった。
 長野は福岡・筑陽学園高から日大に進学し、東都大学リーグでは2季連続で首位打者を獲得。昨年のワールドカップ(台湾)では日本代表の3番打者を務めた。(金額は推定)

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2008年12月3日のニュース