ヤンキース ペティットらFA組リストラ

[ 2008年12月3日 06:00 ]

 金融危機がヤンキースをも直撃した。大リーグのFA選手に対する球団の年俸調停申請が米東部時間の2日午前0時で締め切られ、ヤ軍はペティット、ジアンビ、アブレイユ、I・ロドリゲスらFAの全8人に申請をしなかった。年俸1200万ドル(約11億1600万円)を超えるこれらの選手は移籍するか、再契約の場合も大幅な年俸減が確実。今季総年俸が唯一2億ドル(約186億円)を超えるヤ軍の事実上の“リストラ”といえる。

 ブルワーズからFAの左腕サバシアをはじめ、調停を申請された選手は大リーグ全体で昨季より7人多い24人。申請されたFA選手は、受け入れるかどうかを7日までに決める。拒否して他球団と契約した場合、旧所属球団は補償としてドラフト会議で上位指名権を得る。選手が調停に応じれば、旧所属球団と今季年俸の8割以上での再契約が保証される。

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2008年12月3日のニュース