日本投手はメジャースカウトも高評価

[ 2008年4月8日 06:00 ]

 大リーグのスカウト間では「日本で一線級の投手は即メジャーで通用する」との考えで完全に一致している。レッドソックスのエプスタインGMは「日本投手のFA市場は30球団すべてが全選手について知っている。その中でさらに独自の情報網をどれだけ持つかが大事だ」と話す。レ軍は防御率などに加え、奪三振の多さと四球の少なさを加味した独自の数字を算出し、岡島を獲得した。日本の報道、本人のコメントも英訳して情報を得るなどスカウト調査は選手の性格の部分にまで及ぶ。ブレーブスの大屋国際スカウトも「洗練されている選手が多いため(注目は)年々増している」と日本人投手への需要が高まっている流れを認めた。

 今オフは川上(中日)らもFAとなり、日本への関心は高まる一方。国際大会でも実力を証明済みの上原がエース級の待遇で迎え入れられる可能性は高い。

続きを表示

2008年4月8日のニュース