坂本2ラン!しかし上原ポカスカ打たれ結局ドロー

[ 2008年4月8日 22:19 ]

 【横浜3―3巨人】両チームの救援投手が踏ん張り、引き分けた。巨人は0―1の5回、阿部の二塁打と坂本の2号2ランで3点を奪い逆転。横浜は巨人・上原から5回に相川、7回に吉村のソロで追いついた。マットホワイトは9回からの3回を抑えた。

 ≪エースがこれじゃ…≫巨人が勝ち切れない。この日もエース上原がリードを守れず、攻撃も勝負どころでミスが出ての引き分け。今季初の連勝を逃した。
 上原は前回の登板に続き、2本塁打を許した。味方が逆転した直後の5回に相川、7回に吉村と、先頭打者にソロ本塁打を許してしまった。
 攻撃では延長11回。先頭の高橋由が左前打。しかし、続く脇谷は送りバントを決められなかった。さらに1死二塁から小笠原の三振で二塁走者が三盗失敗。併殺を喫するまずい攻めだった。
 原監督は「どのプレーが、ということは今日は言わずにおく。でもチームとしてすきがある。もう少しすきのないゲームをしないと、勝ち星は上がってこない。この話はこれで終わり」と一気に話した。もどかしさを懸命に押し殺しているようにも聞こえた。

 ≪吉村3戦連発ドロー弾≫横浜の吉村が3試合連続の4号ソロを放った。7回、上原の外角寄りの直球をとらえ、中堅左へ豪快に運んだ。「シンでとらえたが、逆風だったので入るかどうか分からなかった」と話したが、同点の一発に満足げだ。
 大矢監督は「打席で余裕が出てきた」と評価。期待を寄せる若き大砲が存在感を示した。

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2008年4月8日のニュース